【採用情報】「研究“知”とともに次なる社会を探索する」一般社団法人デサイロにて、ファンドレイジング/研究者伴走支援のプロジェクトマネージャーを募集!
デサイロにて、ファンドレイジング/研究者伴走支援をともにリードいただける方の募集を開始します。
下記の詳細をご覧いただき、もしご関心をお持ちいただけた場合は、ぜひ文末のフォームよりお気軽にご応募ください。
デサイロについて
デサイロ(De-Silo)は、人文・社会科学分野の研究者を伴走支援し、社会との多様な接点をつくるアカデミックインキュベーターです。
研究により生み出される知は、いま私たちが生きている時代を読み解く、あるいは社会がこれから直面する課題発見のための重要なリソース(資源)であるはず──。こうした視点に基づき、「いま私たちはどんな時代を生きているのか」を研究者とともに探り、そのなかで立ち現れるアイデアや概念を頼りに、来るべき社会の探索と構想を目指します。
また、そうした研究“知”を豊かにするために、大学、研究所、企業、行政、出版・メディア、そして生活者といった多様なステークホルダーと連携しながら、社会のコモンズとしての「研究」とそれを取り巻くエコシステムを支えていく活動をしています。
これまでの活動(一部抜粋)
■ ローンチ
日本のアカデミアにおける「サイロ化(=組織やシステムなどが連携せずに孤立してしまう状態)」を崩すべく、2022年10月に活動をスタート。ローンチに際して開催されたイベントでは、「アカデミアの『再起動』のために。社会との接続のあり方を考える」と題したトークセッションが行われました。
イベントレポート:
人文・社会科学と「社会」をつなぎ直すために──ニュース解説、ランダムな探索、企業内研究、アーカイブの視点から考える
■ 第一期プログラム「研究者とアーティストの協働による『概念の社会化』」
デサイロのサポートのもと、4人の研究者とアーティストの協働によりその知を論文や書籍以外のオルタナティブな回路で社会に届けるための実践に取り組んできました。
4人の研究プロジェクトについて:
2023年8月には、研究の活動報告も兼ねたミートアップを開催しました。
人文・社会科学の知を頼りに「いま私たちはどんな時代を生きているのか」を考える。デサイロの軌跡と展望【De-Silo Meetupレポート】
プロジェクトはいよいよ最終段階を迎えており、各研究者とさまざまなアーティストによるコラボレーション作品の制作も進行しています。2024年4月に開催のイベント(2日間にわたって開催予定)にて、研究成果や作品の発表を予定しています。
■ デサイロ アカデミックインキュベーター・プログラム(AIP)第1期
人文・社会科学分野の研究者の活動をサポートするための、公募型プログラムを2023年6月にローンチしました。単年での研究資金の提供にとどまらず、人文・社会科学分野の研究と社会の新しい接点を模索し、研究活動を総合的に支援していきます。
第一期の募集には、約120名の方々からご応募をいただきました。採択者は計6名(2023年内に発表予定)。成果発表に向けて、すでにサポートが動き始めている段階にあります。
AIPについて:
募集要項
■募集の背景
団体の立ち上げから約1年を経て、研究者のみなさんへの新しい伴走支援のかたちや、研究と社会の多様な接点づくりのアプローチが少しずつ見えてきました。また、デサイロという場にも、人文・社会科学分野の研究者の方々を筆頭に、アーティストやクリエイターの方から産業界まで、ミッションに共感してくれる方が集まりつつあります。
これまで整えてきた活動の基盤を活かし、2024年はより大きな社会インパクトを生み出していくフェーズに入っていきます。そのため、デサイロの活動をともに推進していただけるファンドレイジングの担当者/研究者伴走支援のプロジェクトマネージャーを募集します。
ファンドレイジング担当(ファンドレイザー)
■主な役割
一般社団法人デサイロの活動資金は、理事も務める社会起業家/フィランソロピストの久能祐子さんのインパクトファンドからの資金提供や、企業や大学とのプロジェクトによる事業収入によって賄われてきました。
今後、これまで研究者を支える資金の担い手として想定されていなかった人々に支援いただきながら、柔軟な資金によって研究者の活動が円滑に進むことを目指したいと考えています。また、デサイロという場も多様な人々に支えられていくモデルの構築を目指しています。
そこで寄附、助成金、クラウドファンディング、事業収入などを組み合わせながらデサイロの資金調達計画をともにつくり、実行していくファンドレイジングの担当者を募集させていただきます。
■具体的な業務内容(例)
寄附募集の戦略立案と実行
一般寄附者へのリターンとなる商品制作のプロジェクトマネジメント
寄附候補者へのコミュニケーション
各種財団や公的な助成金への申請
クラウドファンディング等の実施
その他、資金調達のための各アクションの実行と推進
研究者の伴走支援担当(プロジェクトマネージャー)
■主な役割
アーティストやクリエイターの活動をマネジメント事務所がサポートするように、デサイロでは支援先の研究者の皆さんを「伴走支援」というかたちでサポートしています。そのために、これまで(助成)財団、出版・メディア、研究所、シンクタンクなどが担っていた機能の一部を私たちのアプローチで統合することで、人文・社会科学分野の研究者支援の新しいかたちを模索しています。支援先となる研究者の方々が増え、コラボレーションプロジェクトも多様化してきています。そこで、ともに研究者を伴走支援するプロジェクトマネージャーを募集します。
■具体的な業務内容(例)
デサイロが伴走支援する各種研究プロジェクトにおける進行管理や研究者とのコミュニケーション
各種研究プロジェクトに紐づくイベントやカンファレンスなどの企画・運営
研究と、産業界や行政、出版・メディアなどの各種ステークホルダーをつなげたプロジェクトの企画立案と進行
デサイロが運営するニュースレターの進行管理
※いずれのポジションに関しても、上記を中心としつつ実際にお任せする業務内容や量については、応募者様の希望やリソースなどとも照らし合わせながらご相談をさせてください。
要件
■必須要件_ポジション共通
De-Siloの理念やミッションに共感いただける方
1日あたり2時間以上、週あたり10時間以上の勤務が可能な方
Slackなど、非同期コミュニケーションを中心に業務をお任せできる方(主にSlack、Google Workspace、Trelloなどを使用しています)
■歓迎要件_ファンドレイジング担当(ファンドレイザー)
過去にファンドレイジング担当として、非営利団体の資金調達をリードした経験がある方
助成財団やクラウドファンディング関係の企業などでの勤務経験がある方
■歓迎要件_研究者の伴走支援担当(プロジェクトマネージャー)
プロジェクトマネジメント・ディレクション・編集等のケイパビリティを活かして、何らかのプロジェクトオーナーを務めた経験がある方(領域不問)
リサーチ・アドミニストレーター(URA)などとして研究者支援の実経験がある方
雇用条件
業務委託
報酬:稼働時間や業務内容を踏まえた上でご相談し、最終決定とできれば幸いです
勤務時間や期間については応相談
勤務形態
リモート勤務
入居しているインキュベーションスペース「渋谷QWS」の利用も可能
選考フロー
フォームの内容をもとに一次選考を実施し、その後面談へと進んでいただきます。一次選考に通過された方にのみご連絡を差し上げます。
書類審査(下記のフォームからご応募ください)
面談①(オンライン)
面談②(①のみで終了の場合もあり)
すべての面談の終了後、3営業日以内に結果のご連絡