【2023年12月刊】マネジメントの思想史、「現代人」の奇妙な心理、カリブ海思想入門……デサイロが注目したい人文・社会科学の新刊10冊
「いま私たちはどんな時代を生きているのか」──人文・社会科学領域の研究者とともにこの問いを探り、研究のなかで立ち現れるアイデアや概念の社会化を目指すアカデミックインキュベーター「デサイロ(De-Silo)」。
2023年9月に刊行の人文・社会科学領域の新刊書の中から、デサイロとして注目したい10冊をピックアップしました。
気になるタイトルがあれば、読書リストにぜひ加えてみてください。
1.岩谷舟真/正木郁太郎/村本由紀子『多元的無知 不人気な規範の維持メカニズム』
概要(版元ウェブサイトより引用)
集団規範が個々の構成員に支持されていないにもかかわらず、集団レベルでは維持されてしまう「多元的無知」現象。その生起から維持までのメカニズムやダイナミックなプロセスについて実証的に検討し、マイクロ(個人)・マクロ(社会環境)両面からの包括的解明を目指す。
著者
岩谷舟真(いわたに・しゅうま)(著)
東京大学大学院人文社会研究科助教
正木郁太郎(まさき・いくたろう)(著)
東京女子大学現代教養学部講師
村本由紀子(むらもと・ゆきこ)(著)
東京大学大学院人文社会系研究科教授
発売日
2023年12月4日
版元
東京大学出版会
2.清水麻帆『スケートボード資本論 アーバンスポーツは都市を再生させるか』
概要(版元ウェブサイトより引用)
「スケートボードのようなアクティブで自由なものを否定したり、追い出そうとするべきではない。スケートボードは健全なものであるし、それが自由の一部である」(ジェーン・ジェイコブズ)
東京オリンピック以後、社会的にもスケートボードはアーバンスポーツとして認知された。しかし一方で、負のパブリックイメージが解消されず問題点も多い。
すでに、欧米ではスケートパークをコミュニティや貧困地区の若者のための活動の拠点、そして地域経済を含めた再生のための都市政策(再開発)が実施されている。わが国でもアーバンスポーツツーリズムの振興などが検討され始めているが、建設されたスケートパークに利用者がいないなどの事例もあり、都市空間におけるスケートパークの機能や役割を明らかにしておくことが重要な課題である。
本書は生活を豊かにする文化的な活動が人びとの自由の本質であるとの考えから、スケートパークがスケートボードという文化活動から文化を生み出す文化資本として機能すると考え、その文化基盤に着目し、都市政策論と文化経済学の視点から都市再生について論じる。
著者
清水麻帆(しみず・まほ)(著)
文教大学国際学部准教授。立命館大学大学院政策科学研究科終了、博士(政策科学)。立命館大学助手、日本学術振興会特別研究員(PD)、大阪市立大学G-COE博士研究員、大正大学助教などを経て現職。専門は文化経済学・地域経済学・都市政策論。社会活動・外部委員として、文化経済学会<日本>理事、コンテンツツーリズム学会常務理事など。2013年に日本都市学会の論文賞受賞。主な著書に『「まち裏」文化めぐり[東京下町編]』〈単著〉(彩流社、2022)、『創造社会の都市と農村』〈共著〉(水曜社、2019)など。
発売日
2023年12月5日
版元
水曜社
3.坂本治也『日本の寄付を科学する――利他のアカデミア入門』
概要(版元ウェブサイトより引用)
世界的にみても寄付行動や見知らぬ人への人助け、ボランティア活動が低調とされる国・日本。これまで積み重ねられてきた学術研究の知見をもとに、利他にまつわる19の疑問と謎を解き明かした稀有な一冊。寄付の活性化こそ日本の最重要課題の一つだ。
著者
坂本治也(さかもと・はるや) (編集/著)
関西大学法学部教授,日本寄付財団寄付研究センター長。大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(法学)。専門は政治過程論,市民社会論。主な著書に『ソーシャル・キャピタルと活動する市民――新時代日本の市民政治』(有斐閣,2010年),『市民社会論――理論と実証の最前線』(編著,法律文化社,2017年),『現代日本の市民社会――サードセクター調査による実証分析』(共編著,法律文化社,2019年)など。
発売日
2023年12月8日
版元
明石書店
4.荒木菜穂『分断されないフェミニズム: ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる』
概要(版元ウェブサイトより引用)
非婚/未婚/既婚、正規労働/非正規労働、性差別的な売春か/セックスワークか、女性の保護か/男女平等か――。フェミニズムは分断と連帯にどう向き合えばいいのか。
フェミニズムの議論を骨格に、現場の声にふれた経験に基づき、女性たちが簡単にはつながれない現実を見据えたうえで、シスターフッドとは何かを問いかける。
女性たちが差別に抗い、不満に共感しあいながらも、ともに声を上げられない現実を、ジェンダーに基づく権力構造による分断だけではなく、考え方や生き方、事情や立場が異なる個人の関係性などの視点から読み解く。
「分断」を乗り越えることを模索し、「ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる」ための女性のこれからを提案して、長年のフェミニズムの場での活動と思索に基づいて女性のつながりのあり方の再考を求める評論。
著者
荒木菜穂(あらき・なほ)(著)
1977年、三重県生まれ。関西大学ほか非常勤講師、大阪公立大学客員研究員。日本女性学研究会、日本女性学会、ウィメンズアクションネットワークなどで活動。共著に『やわらかいフェミニズム――シスターフッドは今』(三一書房)、『巨大ロボットの社会学――戦後日本が生んだ想像力のゆくえ』(法律文化社)、『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学――女子たちの「新たな楽しみ」を探る』(ミネルヴァ書房)、論文に「現代日本のジェンダー・セクシュアリティをめぐる状況とこれからのフェミニズムについて考える――菊地夏野『日本のポストフェミニズム:女子力とネオリベラリズム』を読んで」(「女性学年報」第40号)など。
発売日
2023年12月18日
版元
青弓社
5.ピーター・ゴドフリー=スミス『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』
概要(版元ウェブサイトより引用)
『タコの心身問題』の著者が、心の進化の謎にますます深くダイブするシリーズ第2弾! 進化はより複雑な生物をもたらしただけではなく、新しい「あり方」、新しい自己を生み出しつづけた。タコの経験、ヤドカリの経験、人間の経験……こうしたすべての動物をそれぞれ独特な「経験する存在」にしているものは何だろう? 海の生物たちの生活に密着し、心-身の関係と感性の多様性、そして意識の発生の問題を限界まで深堀りする。
とくに、本書は〈感じられた経験〉(広い意味での意識)を幅広い動物がもっていることを認めたうえで、「意識があるか・ないか」という二分法を超える、心の発生についての「包括的な説明」を試みる。驚きの生物進化読本。
著者
ピーター・ゴドフリー=スミス(Peter Godfrey-Smith)(著)
1965年、シドニー生まれ。シドニー大学教授、およびニューヨーク市立大学大学院センター兼任教授。専門は哲学(科学哲学/生物哲学、プラグマティズム/ジョン・デューイ)。練達のスキューバ・ダイバーでもある。スタンフォード大学助教授(1991-1998)、同・准教授(1998-2003)、オーストラリア国立大学およびハーバード大学兼任教授(2003-2005)、ハーバード大学教授(2006-2011)、ニューヨーク市立大学大学院センター教授(2011-2017)などを経て、現職。著書に、Other Minds: The Octopus, the Sea, and the Deep Origins of Consciousness(Farrar, Straus, and Giroux, 2016. 2019年のアメリカ哲学協会パトリック・サップス賞受賞)〔『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』夏目大訳、みすず書房、2018〕、Philosophy of Biology(Princeton University Press, 2014)、Darwinian Populations and Natural Selection(Oxford University Press, 2009. 2010年のラカトシュ賞受賞)、Theory and Reality: An Introduction to the Philosophy of Science(University of Chicago Press, 2003)、Complexity and the Function of Mind in Nature(Cambridge University Press, 1998)、ほか。
塩﨑香織(しおざき・かおり)(翻訳)
翻訳者。オランダ語からの翻訳・通訳を中心に活動。英日翻訳も手掛ける。訳書に、モンティ・ライマン『皮膚、人間のすべてを語る』(みすず書房、2022)、スクッテン/オーベレンドルフ『ふしぎの森のふしぎ』(川上紳一監修、化学同人、2022)、『アウシュヴィッツで君を想う』(早川書房、2021)、アンジェリーク・ファン・オムベルヘンほか『世界一ゆかいな脳科学講義』(河出書房新社、2020)、ほか。
発売日
2023年12月19日
版元
みすず書房
6.ダロン・アセモグル/サイモン・ジョンソン『技術革新と不平等の1000年史』
概要(版元ウェブサイトより引用)
生産性が向上し、労働者は貧しくなった?
農法改良、産業革命、人工知能の進化まで、イノヴェーションの功罪を緻密に分析。『国家はなぜ衰退するのか』のアセモグルが長年の共同研究者と放つ決定的著作
生産性を高める新しい機械や生産方法は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反している。
中世ヨーロッパにおける農法の改良は飛躍的な増産を実現したが、当時の人口の大半を占める農民にはほとんどなんの利益ももたらさなかった。船舶設計の進歩による大洋横断貿易で巨万の富を手にする者がいた一方で、数百万人もの奴隷がアフリカから輸出されていた。産業革命にともなう工場制度の導入で労働時間は延びたにもかかわらず、労働者の収入は約100年間上がらなかった。
なぜこのようなことが起きるのか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する。
著者
ダロン・アセモグル (Daron Acemoglu)(著)
1967年生まれ、トルコ出身。経済学者。専門は政治経済学、経済発展論、成長理論など。40歳以下の若手経済学者の登竜門とされ、ノーベル経済学賞にもっとも近いと言われるジョン・ベイツ・クラーク賞を2005年に受賞。ほかにアーウィン・ブレイン・ネンマーズ経済学賞(2012年)、BBVAファンデーション・フロンティアーズ・オブ・ナレッジ・アワード(経済財務管理部門、2016年)、キール世界経済研究所グローバル経済学賞(2019年)など受賞多数。2019年以降はマサチューセッツ工科大学(MIT)における最高位の職階であるインスティテュート・プロフェッサーを務めている。著書に『国家はなぜ衰退するのか』『自由の命運』(いずれもジェイムズ・A・ロビンソンとの共著、早川書房刊)、『アセモグル/レイブソン/リスト マクロ経済学』(共著)など。
サイモン・ジョンソン (Simon Johnson)(著)
1963年生まれ、イギリス出身。経済学者。専門は金融経済学、政治経済学、経済発展論。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院ロナルド・A・カーツ教授。国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミスト。著書に『国家対巨大銀行』(ジェームズ・クワックとの共著)など。
鬼澤 忍 (おにざわ・しのぶ)(翻訳)
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒業、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。訳書にアセモグル&ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』、サンデル『これからの「正義」の話をしよう』『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(以上早川書房刊)、ソカッチ『イスラエル』他多数。
塩原通緒 (しおばら・みちお)(翻訳)
翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にリーバーマン『人体六〇〇万年史』(早川書房刊)、シャイデル『暴力と不平等の人類史』(鬼澤忍との共訳)、ピンカー『暴力の人類史』(共訳)他多数。
発売日
2023年12月20日
版元
早川書房
7.ジョセフ・ヘンリック『WEIRD(ウィアード)「現代人」の奇妙な心理:経済的繁栄、民主制、個人主義の起源』
概要(版元ウェブサイトより引用)
現代人は、歴史上存在した社会や、
人類進化の途上で存在した社会の人々とは、
神経学的にも心理学的にも全く異なっている――(本文より)
市場経済や法律、科学、民主主義の起源を探ると、それら現代を特徴づける制度や概念が誕生するよりも先に、ヨーロッパの人々に現代的な心理が芽生えていたことがわかる。
従来考えられていたように、社会制度や物質的豊かさが人々の心理を変えてきたのではなく、まず人々の感じ方や考え方が変化し、それによって社会が変わり、歴史がつくられてきた。
そうして生まれたヨーロッパ人の現代的な心理は、その後、文化の伝播や国家間の競争を通じて世界中に広がり、世界のあり方を大きく変えていくことに――
ジャレド・ダイアモンドが『銃・病原菌・鉄』のテーマに組み込まなかった「人々の心理」を、歴史を動かすファクターとして捉えなおすことで新しい世界像を描き出す、知的興奮の書!
著者
ジョセフ・ヘンリック(著)
ハーバード大学人類進化生物学部長。著書に『文化がヒトを進化させた――人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉』(白揚社)がある。
今西康子(翻訳)
神奈川県生まれ。訳書に『ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること』『家は生態系』『文化がヒトを進化させた』『蜂と蟻に刺されてみた』『蘇生科学があなたの死に方を変える』(以上、白揚社)、『ミミズの話』『ウイルス・プラネット』(以上、飛鳥新社)、『マインドセット』(草思社)、共訳書に『文化大革命』(人文書院)、『眼の誕生』(草思社)などがある。
発売日
2023年12月20日
版元
白揚社
8.中村達『私が諸島である カリブ海思想入門』
概要(版元ウェブサイトより引用)
カリブ海思想について新たな見取り図をえがく初の本格的な入門書。
西洋列強による植民地支配の結果、カリブ海の島々は英語圏、フランス語圏、スペイン語圏、オランダ語圏と複数の言語圏に分かれてしまった。それらの国々をそれぞれ孤立したものとしてではなく、諸島として見るということ。カリブ海をひとつの世界として認識し、その独自の思想を体系化する画期的著作。これからのカリブ海思想研究のためのリーディングリストを付す。
「web侃づめ」の大好評連載が大幅増補され、ついに書籍化! カリブ海思想研究の俊英による待望のデビュー作。
「私が目指すのは、「カリブ海思想には独自の歴史がある」ということをお見せすることだ」(中村達)
著者
中村達(なかむら・とおる)
1987年生まれ。専門は英語圏を中心としたカリブ海文学・思想。西インド諸島大学モナキャンパス英文学科の博士課程に日本人として初めて在籍し、2020年PhD with High Commendation(Literatures in English)を取得。現在、千葉工業大学助教。主な論文に、“The Interplay of Political and Existential Freedom in Earl Lovelace's The Dragon Can't Dance”(Journal of West Indian Literature, 2015)、“Peasant Sensibility and the Structures of Feeling of "My People" in George Lamming's In the Castle of My Skin”(Small Axe, 2023)など。
発売日
2023年12月25日
版元
書肆侃侃房
9.村上あかね『私たちはなぜ家を買うのか: 後期近代における福祉国家の再編とハウジング』
概要(版元ウェブサイトより引用)
なぜ私たちは家を所有しようとするのか。どのような人が、いつ家を買っているのか、その背景にある要因とは。住宅格差を読み解く。
「私たちが安心して暮らすためにはどのような住宅システムが必要か」──本書は、日本の住宅政策の歴史・他国の事例と理論を振り返りながら、データ分析とインタビュー調査から現代社会における住宅取得のメカニズムとアクセスの社会経済的格差を解析。ゆらぎつつある持家社会の理想と現実を踏まえて今後のあり方を提起する。
著者
村上あかね(むらかみ・あかね)
1974年福島県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在:桃山学院大学社会学部准教授。専門:家族社会学、社会階層論、社会調査法、比較社会論(オランダ)。主著:『災禍の時代の社会学』(共著、東京大学出版会、2023年)、『家族研究の最前線5 家族のなかの世代間関係』(共著、日本経済評論社、2021年)、『人生の歩みを追跡する──東大社研パネル調査でみる現代日本社会』(共著、勁草書房、2020年)、『論点ハンドブック 家族社会学』(共著、世界思想社、2009年)、『女性たちの平成不況──デフレで働き方・暮らしはどう変わったか』(共著、日本経済新聞社、2004年)。
発売日
2023年12月26日
版元
勁草書房
10.マシュー・スチュワート『マネジメント神話――現代ビジネス哲学の真実に迫る』
概要(版元ウェブサイトより引用)
哲学博士号をもつ経営コンサルタントという異色の経歴の著者が、体験的につかんだ人文学としてのマネジメントの本質から、テイラー、メイヨー、アンゾフ、ピーターズ等アメリカ・マネジメント思想の系譜を批判的に解説し、マネジメント教育の未来像を描く。
著者
マシュー・スチュワート(Matthew Stewart)(著)
1963年生まれ。プリンストン大学で政治哲学を専攻。オックスフォード大学にてニーチェとドイツ観念論についての研究で博士号を取得。その後経営コンサルティングの道に進む。経営コンサルティング業と著述業を並行して行い、現在は独立研究者として著述に専念。著書に、The Truth About Everything: An Irreverent History of Philosophy(1997)、Monturiol’s Dream: The Extraordinary Story of the Submarine Inventor Who Wanted to Save the World(2004)(邦訳:高津幸枝訳『1859年の潜水艇――天才発明家モントゥリオールの数奇な人生』、ソニー・マガジンズ、2005年)、The Courtier and the Heretic:Leibniz, Spinoza, and the Fate of God in the Modern World(2006)(邦訳:桜井直文+朝倉友海訳『宮廷人と異端者――ライプニッツとスピノザ、そして近代における神』、書肆心水、2011年)、Nature’s God: The Heretical Origins of the American Republic(2014)がある。
稲岡大志(いなおか・ひろゆき)(翻訳)
大阪経済大学経営学部准教授。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はヨーロッパ初期近代の哲学、数学の哲学、アニメーションの哲学など。主な業績に、『ライプニッツの数理哲学――空間・幾何学・実体をめぐって』(単著、昭和堂、2019)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(共編著、総合法令出版、2022)、『3STEP 応用哲学』(分担執筆、昭和堂、2023)など。
発売日
2023年12月28日
版元
明石書店
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