自明のものとして社会に流布している、「ありのままが素晴らしい」といった言葉。にもかかわらずが社会に流布しているはずなのに、わたし私たちは身体のありとあらゆる場所に手を入れて”安心”“を得てもいるのではないか──自明のものとして語られがちなそんな一見すると矛盾している状況言説に対し、文化人類学と医療人類学を専門にする人類学者であり、2020年よりアカデミアを飛び出して独立研究者する磯野真穂さんは疑問を呈します。「いまどんな時代を生きているのか?」をアカデミアの知を頼りに探っていくプロジェクト「De-Silo」では、磯野さんは「21世紀の理想の身体」というテーマを掲げています。
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自明のものとして社会に流布している、「ありのままが素晴らしい」といった言葉。にもかかわらずが社会に流布しているはずなのに、わたし私たちは身体のありとあらゆる場所に手を入れて”安心”“を得てもいるのではないか──自明のものとして語られがちなそんな一見すると矛盾している状況言説に対し、文化人類学と医療人類学を専門にする人類学者であり、2020年よりアカデミアを飛び出して独立研究者する磯野真穂さんは疑問を呈します。「いまどんな時代を生きているのか?」をアカデミアの知を頼りに探っていくプロジェクト「De-Silo」では、磯野さんは「21世紀の理想の身体」というテーマを掲げています。