【2024年2月刊】デザイン×人類学の必読書、サンスティーン新刊、「嫉妬」の政治思想……デサイロが注目したい人文・社会科学の新刊10冊
「いま私たちはどんな時代を生きているのか」──人文・社会科学領域の研究者とともにこの問いを探り、研究のなかで立ち現れるアイデアや概念の社会化を目指すアカデミックインキュベーター「デサイロ(De-Silo)」。
2024年2月に刊行の人文・社会科学領域の新刊書の中から、デサイロとして注目したい10冊をピックアップしました。
気になるタイトルがあれば、読書リストにぜひ加えてみてください。
1.嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する
概要(版元ウェブサイトより引用)
嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。
著者
山本 圭(ヤマモト ケイ)(著/文)
1981年,京都府生まれ。立命館大学法学部准教授.名古屋大学大学院国際言語文化研究科単位取得退学,博士(学術).岡山大学大学院教育学研究科専任講師などを経て,現職.専攻は,現代政治理論,民主主義論。
発売日
2024年2月15日
版元
光文社
2.普遍主義の可能性/不可能性
概要(版元ウェブサイトより引用)
文化や言語、人種や性の多様性・特殊性が尊重されるべきグローバル世界のなかで、いま「普遍主義」はどのように可能なのか。西洋中心主義的・植民地主義的な価値の押しつけではなく、排他的なナショナリズムによる反西洋・反合理主義でもなく、新自由主義に回収されてしまうポストモダンでもない、真に平等なコスモポリタニズムの可能性を問う共同研究論集。分断を超える理論と実践のために。
著者
有賀 誠 (アリガ マコト) (編集/著)
[第10章]1960年生。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授。主要業績:『ユートピアのアクチュアリティ』(共編著、晃洋書房、2022年)、『徳と政治』(共編著、晃洋書房、2019年)、『臨界点の政治学』(晃洋書房、2018年)。
田上 孝一 (タガミ コウイチ) (編集/著)
[第5章]1967年生。社会主義理論学会事務局長・立正大学人文科学研究所研究員。哲学・倫理学専攻。博士(文学)。主要業績:『はじめての動物倫理学』(集英社新書、2021年)、『マルクスの名言力』(晶文社、2023年)、『原子論の可能性』(共編著、法政大学出版局、2018年)。
松元 雅和 (マツモト マサカズ) (編著)
[第4章]1978年生。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。日本大学法学部教授。主要業績:『公共の利益とは何か──公と私をつなぐ政治学』(日本経済評論社、2021年)、『人口問題の正義論』(共編著、世界思想社、2019年)、『正義論』(共著、法律文化社、2019年)。
発売日
2024年2月15日
版元
法政大学出版局
3.都市・地域
概要(版元ウェブサイトより引用)
格差、貧困、コミュニティ、排除、都市再編……都市・地域の社会学で新たなアプローチを切り開き、具体的なフィールドに根ざした量的・質的研究を地域別に取り上げた。現代社会においてその空間がどのように再編されつつあるかを描くとともに、それぞれの持つ多様性や特徴、そして課題を可視化する。
著者
【編者】
岸 政彦(きし まさひこ)
1967年生.京都大学大学院文学研究科教授.生活史,沖縄研究,社会調査方法論.『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版),『マンゴーと手榴弾──生活史の理論』(勁草書房)など.
川野英二(かわの えいじ)
1968年生.大阪公立大学大学院文学研究科教授.都市・社会政策の社会学,社会調査史.『阪神都市圏の研究』(編著,ナカニシヤ出版),ポーガム『貧困の基本形態──社会的紐帯の社会学』(共訳,新泉社)など.
【執筆者】(掲載順)
金 善美(きむ そんみ)
1983年生.成蹊大学文学部現代社会学科准教授.都市社会学,地域社会学.『隅田川・向島のエスノグラフィー──「下町らしさ」のパラドックスを生きる』(晃洋書房),「「町家ブーム」から見た大都市インナーエリアの地域社会変動──京都・西陣地区の事例から」(『日本都市社会学会年報』36)など.
武岡 暢(たけおか とおる)
1984年生.立命館大学産業社会学部准教授.都市社会学.『生き延びる都市──新宿歌舞伎町の社会学』(新曜社),『歌舞伎町はなぜ〈ぼったくり〉がなくならないのか』(イースト・プレス)など.
石田光規(いしだ みつのり)
1973年生.早稲田大学文学学術院教授.ネットワーク論,人間関係研究.『つながりづくりの隘路──地域社会は再生するのか』(勁草書房),『友人の社会史──1980─2010年代 私たちにとって「親友」とはどのような存在だったのか』(晃洋書房)など.
木田勇輔(きだ ゆうすけ)
1984年生.椙山女学園大学情報社会学部准教授.都市社会学,情報とメディアの社会学,政治社会学.「リニア開発主義の構造と主体Ⅱ──名古屋駅東地区における成長マシンの形成と空間の再編」(『日本都市社会学会年報』40),「都市レジームはいかに再編されつつあるか?──1980年代以降の名古屋市政を事例に」(『日本都市社会学会年報』34)など.
白波瀬達也(しらはせ たつや)
1979年生.関西学院大学人間福祉学部教授.福祉社会学,都市社会学,宗教社会学.『宗教の社会貢献を問い直す──ホームレス支援の現場から』(ナカニシヤ出版),『貧困と地域──あいりん地区から見る高齢化と孤立死』(中公新書)など.
山本崇記(やまもと たかのり)
1980年生.静岡大学人文社会科学部教授.地域社会学,差別・マイノリティ研究.『差別研究の現代的展開──理論・規制・回復をめぐる社会学』(日本評論社),『住民運動と行政権力のエスノグラフィ──差別と住民主体をめぐる〈京都論〉』(晃洋書房)など.
熊本博之(くまもと ひろゆき)
1975年生.明星大学人文学部教授.地域社会学,環境社会学,沖縄研究.『交差する辺野古──問いなおされる自治』(勁草書房),『辺野古入門』(ちくま新書)など.
轡田竜蔵(くつわだ りゅうぞう)
1971年生.同志社大学社会学部准教授.地域とグローバリゼーションの社会学,若者研究.『地方暮らしの幸福と若者』(勁草書房),『場所から問う若者文化──ポストアーバン化時代の若者論』(共編著,晃洋書房)など.
赤枝尚樹(あかえだ なおき)
1983年生.関西大学社会学部准教授.都市社会学,ウェルビーイング研究,国際比較研究.『現代日本における都市メカニズム──都市の計量社会学』(ミネルヴァ書房),“Social Contact with Family and Relatives and Happiness: Does the Association Vary with Defamilialization?”(European Sociological Review , 34(2))など.
森 千香子(もり ちかこ)
1972年生.同志社大学社会学部教授.国際社会学,都市社会学,レイシズム研究.『ブルックリン化する世界──ジェントリフィケーションを問いなおす』(東京大学出版会),『排除と抵抗の郊外──フランス〈移民〉集住地域の形成と変容』(東京大学出版会)など.
発売日
2024年2月16日
版元
岩波書店
4.戦場に忘れられた人々: 人種とジェンダーの大戦史
概要(版元ウェブサイトより引用)
第一次世界大戦、言葉も肌の色も異なる人々が世界中からヨーロッパに集まった。るつぼの中、語られることなく歴史から抜け落ちていった女性たち、黒人兵たち、「原住民」労働者たち、そして戦場に遺体がさらされたままの無名の人々。人種、ジェンダー認識の起源としての第一次世界大戦を描き、砲撃がかき消した人々の声に耳を澄ます、戦場の社会史。
著者
松本 悠子 (マツモト ユウコ) (著/文)
中央大学名誉教授.京都大学大学院文学研究科修了,博士(文学).専門はアメリカ史,ジェンダー史.主な著作に,『創られるアメリカ国民と「他者」』(東京大学出版会,2007年),『人の移動と文化の交差』(共編著,明石書店,2011年),『歴史の中の個と共同体』(共編著,中央大学出版部,2022年)などがある.
発売日
2024年2月19日
版元
京都大学学術出版会
5.多元世界に向けたデザイン
概要(版元ウェブサイトより引用)
デザインが引き起こした問題を見つめ直し、デザインを通じて変容するには?
持続可能な世界へのトランジションに向けて、「デザイン」の再定義/方向転換を図る人類学者アルトゥーロ・エスコバルの『Designs for the Pluriverse』、待望の翻訳。
デザインと人類学を中心に、開発学、哲学、生態学、ラテンアメリカ研究、フェミニズム理論、仏教、音楽など様々な分野を横断しながら、西洋近代資本主義的な単一の未来ではなく、場所に根ざした複数の未来をつくるための手立てを模索する本書は、これからのデザインのあり方に大きな問い直しを迫ります。世界中の多くのデザインスクールで課題図書として挙げられる、必読の一冊です。
著者
アルトゥーロ・エスコバル(Arturo Escobar)(著/文)
1952年、コロンビア生まれの人類学者。米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校名誉教授。カルダス大学マニサレス校のデザインとクリエイション博士課程およびカリ大学環境科学の博士課程兼任教授。著書に『開発との遭遇:第三世界の発明と解体』(新評論、2022)など。
発売日
2024年2月22日
版元
ビー・エヌ・エヌ
6.ジェンダー史10講
概要(版元ウェブサイトより引用)
暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる、総合的入門書。
著者
姫岡とし子(ひめおか・としこ)
1950年,京都市生まれ.
現在―東京大学名誉教授
専攻―ドイツ近現代史,ジェンダー史
著書―『近代ドイツの母性主義フェミニズム』(勁草書房)
『ジェンダー化する社会――労働とアイデンティティの日独比較史』(岩波書店)
『ヨーロッパの家族史』(山川出版社)
『ローザ・ルクセンブルク――闘い抜いたドイツの革命家』(山川出版社)
『〈ひと〉から問うジェンダーの世界史 第2巻「社会」はどう作られるか?――家族・制度・文化』(共編,大阪大学出版会)
発売日
2024年2月22日
版元
岩波書店
7.アメリカは自己啓発本でできている
概要(版元ウェブサイトより引用)
「なまじの利口にゃわからない。さりとて阿呆では読み取れない。知の遊園地のような本です。」
――糸井重里さん推薦!!
アメリカンドリーム、スピリチュアル、宗教的熱狂、超健康志向、ポジティブ思考……。
建国の父フランクリン『自伝』からはじまる自己啓発本のベストセラーから見えるアメリカ。
著者
尾崎 俊介 (オザキ シュンスケ) (著/文)
1963年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程単位取得。現在、愛知教育大学教授。専門はアメリカ文学・アメリカ文化。著書に『紙表紙の誘惑』(研究社)、『アメリカをネタに卒論を書こう!』(愛知教育大学出版会)、『S先生のこと』(新宿書房、第61回日本エッセイスト・クラブ賞)、『ホールデンの肖像』(新宿書房)、共著に『アメリカ文化史入門』(昭和堂)、『英語の裏ワザ』(愛知教育大学出版会)などがある。
発売日
2024年2月24日
版元
平凡社
8.法とリヴァイアサン: 行政国家を救い出す
概要(版元ウェブサイトより引用)
非民主的官僚機構が力をもつ現代国家に法の支配の終焉をみる? 法に内在する道徳性を明らかにすることにより、行政国家を救い出せ!
選挙で選ばれていない官僚機構が力をもつ行政国家。これは法の支配の観点からいって、避けるべき事態ではないのか。それとも、複雑な現代民主主義においては必要不可欠のものであるのか。行政国家を規律する法に道徳性をみいだすことで、官僚的なリヴァイアサンの必要性を認める者、その没落を切望する者、この両者の和解を試みる。
【原著】Cass R . Sunstein & Adrian Vermeule, Law & Leviathan:Redeeming the Administrative State(The Belknap Press of Harvard University Press, 2020)
著者
キャス・サンスティーン(Cass R. Sunstein) (著/文)
1954年、アメリカ生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。1981年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。オバマ政権では行政管理予算局・情報政策及び規制政策担当官を務めた。公法基礎理論、熟議民主主義理論、行動科学と法、動物の権利論など、多くの分野にわたって膨大な著書・論文がある。邦訳として『♯リパブリック』『選択しないという選択』『熟議が壊れるとき』『命の価値』『入門・行動科学と公共政策』(以上、勁草書房)など。
エイドリアン・ヴァーミュール(Adrian Vermeule)(著/文)
1968年、アメリカ生まれ。アントニン・スカリア連邦最高裁判事のクラークなどを務めた後、2006年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。アメリカ憲法学における「制度論的展回」の主導者。特に不確実性下の判断に関する司法の能力に懐疑的であり、司法審査に消極的な姿勢をとる論客として知られている。近年はカトリック統合主義の立場からの保守的主張も目立っている。著書にJudging under Uncertainty, Harvard University Press, 2006、The Constitution of Risk,Cambridge University Press, 2014(吉良貴之訳『リスクの立憲主義』勁草書房、2019年)、Common Good Constitutionalism, Polity, 2022 など。
吉良 貴之 (キラ タカユキ) (翻訳)
1979年高知市生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。日本学術振興会特別研究員などを経て、愛知大学法学部准教授。主な研究テーマは世代間正義論、法の時間論、法と科学技術、およびそれらの公法上の含意について。主な論文として「世代間正義論」(『国家学会雑誌』119巻5-6号、2006年)、「将来を適切に切り分けること」(『現代思想』2019年8月号)など。翻訳にシーラ・ジャサノフ『法廷に立つ科学』(監訳、勁草書房、2015年)、キャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』(勁草書房、2021年)などがある。
発売日
2024年2月26日
版元
勁草書房
9.人類の会話のための哲学: ローティと21世紀のプラグマティズム
概要(版元ウェブサイトより引用)
「ローティという不世出の哲学者を、〈人類の会話〉の守護者であろうとし続けた人物として再発見する。」朱喜哲は、混沌とした現在の日本・世界でローティが注目されるべき意味を鮮やかに記した。古代ギリシア以来の伝統につらなる哲学を筆頭として「唯一の真正な声」を求める営みは、ひとびとの小さな声をつぐませる。「雑多で多様な複数の声たち」、その会話こそが人類が豊かに暮らす希望ではないか。哲学者ローティは多くの批判を引き受けながら、その声たちを守ることこそを哲学の任務として引き受けた。
本書は、第一部はミサック、第二部はセラーズ、第三部はブランダムを中心的に扱うことで、先行研究から後世の視点も含め包括的なローティ像を描き出している。
また、同時に現代的な意義、政治や社会の状況に対してどのように参照しうるのかを明らかにした。こうしてローティの思想を中心にプラグマティズムの意義が明らかにしていくことで、本書は古典から未来へ繋がる哲学の姿をも希望をもって浮かび上がらせる。
著者
朱 喜哲 (チュ ヒチョル) (著/文)
1985年大阪生まれ。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。著書に『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』『バザールとクラブ』、共著に『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』『世界最先端の研究が教える すごい哲学』『在野研究ビギナーズ』『信頼を考える』など。共訳に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』など。
発売日
2024年2月26日
版元
よはく舎
10.中国の一人娘は出産とどう向き合うのか: 一人っ子政策/結婚/世代間交渉
概要(版元ウェブサイトより引用)
中国では1979年に一人っ子政策が導入され、2015年に撤廃されたが、一人っ子世代の女性たちは、結婚や出産とどう向き合ってきたのか。
両家からの結納金や住宅の贈与と後継者獲得の力学、夫側との婚前協定、結婚と父系をめぐる規範、子どもにつける姓の選択、第一子・第二子の出産と親世代との交渉――。中国の一人っ子政策の概要や家族観を押さえたうえで、40人の「一人娘」へのインタビューから中国の女性たちの結婚や出産のリアルを描き出す。
一人娘家庭が多くなったことで、女性に「嫁」と「跡取り」の両方の役割が求められるようになり、また両家から第二子の出産を要請されることも踏まえて、女性たちが抱く葛藤や子どもをめぐる戦略を照らし出す。世代間交渉の実態を浮き彫りにして、現代中国の家族観にも迫る。
著者
施利平 (シリーピン) (著)
1970年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部教授。専攻は家族社会学。著書に『戦後日本の親族関係――核家族化と双系化の検証』(勁草書房)、共編著に『家族のなかの世代間関係――子育て・教育・介護・相続』(日本経済評論社)、共著に『現代中国家族の多面性』(弘文堂)など。
発売日
2024年2月
版元
青弓社
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