【11月20日 京都開催】DE-SILO RESEARCH REPORTリリースイベント──「30の論点」から考える人文・社会科学の未来(共催:KURA)
一般社団法人デサイロが2024年7月にリリースした「DE-SILO RESEARCH REPORT」のリリースを記念して、同レポートにもヒアリング協力いただいた京都大学学術研究展開センター(KURA)と共催で、特別イベントを開催します。
同レポート内「人文・社会科学の未来を拓く30の論点」を題材としたワークショップを中心とした内容のイベントです。席数に限りがございますので、もしご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ下記の概要をご確認のうえチケットをご購入ください。
チケットの申し込みはこちら
▶ https://forms.gle/4zPk7Kg5NdKoLAAi6
イベント概要
レポートに含まれる「人文・社会科学の未来を拓く30の論点」(文献調査や専門家・プレイヤーへのヒアリングも踏まえ作成)を活用しながら、参加者それぞれの立場からどのようなアクションやコラボレーションが考えられるのか、アイデアを出し合うワークショップの実施を予定しております。
ワークショップの話題提供をいただくゲストとして、今回のリサーチレポートに監修協力いただいた、科学社会学や科学技術政策などを専門とする標葉隆馬さん(大阪大学社会技術共創研究センター 准教授)、人文社会系分野の産官学連携などについて研究している南了太さん(京都精華大学国際文化学部 准教授)をお招きします。レポートのテーマでもある「人文・社会科学分野におけるさまざまな課題や機会」について、お二人の専門分野の動向にも触れながらお話いただく予定です(※ゲスト詳細後述)。
「DE-SILO RESEARCH REPORT」について
「DE-SILO RESEARCH REPORT」は、人文・社会科学領域の(以下、人社系)学問のそもそもの成り立ちや意義を問い直し、現在の人社系研究者を取り巻く課題とその構造的背景を明らかにした上で、人社系学問がポテンシャルを発揮できる未来に向けた30の論点を提示したものです。
本レポートの制作にあたっては、制作費用を募るクラウドファンディングを、2023年12月~2024年1月にかけて実施(“文系学問”を取り巻く課題解決に向けた支援者を募集!)。目標金額180 万円に対し、105名の方から210万円を超える金額をご支援いただきました。ご支援いただいた皆様に、心より感謝を申し上げます。
ご支援いただいた資金をもとにリサーチチームを組成し、文献調査に加えて、当該領域の専門家やアカデミアの内外で研究知の社会実装を試みる実践者へのヒアリングを実施することで、本レポートを形にすることができました。
本レポートはオープンソースとして無償公開します。大学、行政機関、ファンディング・エージェンシー、研究者コミュニティ、民間企業・民間組織、メディア、そして大学生・大学院生、研究者……人社系学問に関わるステークホルダーとして、人社系アカデミアの内外で活動しているみなさん、そして人文・社会科学という領域の持続的発展を願う全てのみなさんに、何かしらのかたちで今後のアクションの指針としていただけたら幸いです。
「DE-SILO RESEARCH REPORT」全文PDFのダウンロードはこちら
イベント詳細
イベント名
DE-SILO RESEARCH REPORTリリースイベント──「30の論点」から考える人文・社会科学の未来
日時
11月20日(水)18:30-20:30
会場
京都大学文系学部校舎1階「ぶんこも」
アクセス
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/access
※遠方からお越しの方は、バス利用よりも電車を利用してのご来場をお勧めします。
(11月の京都市内は大変観光客が多く混雑しており、バス利用の場合は移動に時間がかかります。)
(電車でのアクセス案内)
JR京都駅下車→JR奈良線に乗り換え→JR東福寺駅下車→京阪電車出町柳行きに乗り換え→京阪電車出町柳下車→徒歩で京大まで定員(一般)
30名
参加費用
500円
(ドリンク代として。現地にて現金でお支払いいただけますと幸いです)
当日のタイムテーブル(予定)
18:00:開場
18:30-18:50:ご挨拶/DE-SILO RESEARCH REPORTの紹介
18:50-20:00:ワークショップ ※ゲストによる話題提供あり
20:00-20:30:ミートアップ ※ドリンクの用意を予定しております
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登壇ゲストプロフィール
標葉隆馬(しねは・りゅうま)さん
大阪大学 社会技術共創研究センター 准教授。京都大学農学部応用生命科学科卒業後、2011年3月に京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(博士(生命科学))。総合研究大学院大学 助教、成城大学 准教授を経て、2020年4月より現職。専門は科学社会学・科学技術政策論。科学技術の倫理的・法的・社会的課題 (ELSI) の可視化、メディア分析、コミュニケーションデザイン、政策分析などを組み合わせながら、複数のプロジェクトをPIとして幅広く研究・実践中。主著に『責任ある科学技術ガバナンス概論』(ナカニシヤ出版 2020) ほか論文など多数。
(参考)文系学問と「社会」の新しい接点──生産的相互作用やELSIから考える、研究評価の現在地|標葉隆馬
南了太(みなみ・りょうた)さん
京都精華大学国際文化学部准教授。1980年、京都市生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科 技術・革新的経営専攻修了(博士〈技術・革新的経営〉)主著:『人文社会系産官学連携――社会に価値をもたらす知』(2023 明石書店)
兼務:京都大学大学院工学研究科 研究員。COI-NEXT 人材育成・社会展開部門リーダー・金沢大学ティー・ル・オー 技術移転コーディネーター
専門:産学連携論、技術経営、地域社会学、実践教育
(参考)人文・社会科学系研究の「産官学連携」はいかにして可能か?──研究者のキャリアデザインを"統合型モデル"から考える(前編)
チケット申し込み
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