【開催2週間前】第5回:「声」に誰を見るのか?声とキャラクター、声のバーチャル性を考える——明渡隼人、永田大輔、松本大輝/無料@オンライン【声遊楽クロスダイアローグ #5】
声遊楽クロスダイアローグ#5 開催まで2週間(YouTube無料配信)。12/22(月)18時より開催の第5回は、社会学の研究者、美学の研究者、AIキャラクタービジネスの社会実装を目指す企業人の視点から、声をめぐる「つながり」に関する問いを掘り下げる。
声をめぐる問いについて、人文社会系・理工系の研究者、声で人々に働きかける表現者、声による価値提供を目指す企業人が交じり合って対話を行い、「声」を題材に「未来の人間らしさ」「心の豊かさ」について多様な観点から問い続けていく「声遊楽クロスダイアローグ」。
今回のテーマは「『声』に誰を見るのか?――声とキャラクター、声のバーチャル性を考える」です。
私たちは、声を聞くとき、その背後に「人間」あるいは「人格のようなもの」を想像してしまいます。声優、ボーカロイド、VTuber、AITuberのように人間・機械・キャラクターが交差する表現の場が広がるなかで、ファンダムの形成は多層化し、声をめぐる「つながり」のかたちも更新されています。
声は、いかにしてキャラクターを立ち上げ、物理とバーチャルをつなぎ、私たちの「好き」という感情や「推し」としての結びつきを生み出すのでしょうか。技術と社会との関係を踏まえながら、社会学の研究者、美学の研究者、AIキャラクタービジネスの社会実装を目指す企業人を迎え、以下の観点から議論を深めます。
声はいかにしてキャラクターを表現しているのか
物理的身体と紐づく声と紐づかない声との差異
声でつながる相手としての人間と機械は、何が似ていて何が異なっているのか
「機械の声」は「人間の声」に近づくことが正解なのか
声の「背後」に感じる存在とファンダム形成のダイナミクス
「声のバーチャル性」とはどのようなものか
研究者・企業人が入り混じり、声とキャラクターの関係を起点に、これからのバーチャル時代における「つながり」のデザインをどのように構想していけるのかを探る対話の時間となります。ぜひ皆さまご参加ください。
■登壇者
・明渡隼人(あけど・はやと)
2017年12月に株式会社Pictoriaを設立。現在は主にAI技術を活用したエンタメ・サービス開発に注力している。2019年にバーチャルYouTuber「斗和キセキ」をデビューさせ、クラウドファンディングにて約1,500万円のご支援を頂く。 以降、2020年にはAIを掛け合わせたAIVTuber「紡ネン」をリリース。 2023年には世界初のAITuber事務所「AICAST」を発表。
・永田大輔(ながた・だいすけ)
明治学院大学等非常勤講師。専門は文化社会学、メディア論、アニメ研究。アニメ文化を表象のみならず、産業・受容(消費)者・技術の関係に着目。中でもビデオ技術等を通じてアニメが趣味文化として成熟していったプロセスを研究。プロジェクトでは声優について研究中。単著『アニメオタクとビデオの文化社会学——映像視聴経験の系譜』青弓社、共著に『産業変動の労働社会学——アニメーターの経験史』晃洋書房、編著に『アニメの社会学——アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』ナカニシヤ出版他多数
・松本大輝(まつもと・ひろき)
美学者。専門は分析美学におけるフィクション論。虚構の経験と現実の経験との絡み合いを精緻に議論するための枠組みを模索しつつ、スポーツや現代のポップカルチャーなどの様々な領域へと拡張する可能性も追究している。とりわけバーチャル文化における音や声のあり方が目下の関心事。
■イベント日時
2025/12/22(月)
18:00~19:30
■場所
YouTube配信(全編無料)
▶▶▶YouTubeでのご視聴はこちら
■「声遊楽プロジェクト」について
「声遊楽プロジェクト」は、声を題材に、未来の人間らしさを起点とした心の豊かさの可能性を探究・発信しています。
ポップカルチャーなどにおける人間の声の技術や、音声合成・声質変換などの工学技術の発展は、「自己と他者」「話者とキャラクター」「人間と機械」などの境界を曖昧にしており、様々な問いを喚起しています。
このプロジェクトでは、アカデミアの研究者だけでなく、声で人々に働きかける表現者や、声による価値提供を目指す企業人などの視点も取り入れながら、人文社会系と理工系を合わせた学際研究や、声にまつわる問いや研究知見を広める活動に取り組んでいます。
プロジェクトの詳細は公式サイトからぜひご覧ください。
「声遊楽」公式サイト:
【De-Siloでは会員制コミュニティ「De-Silo Membership」を運営中です】
人文・社会科学分野の研究者とともに、多様なプロジェクトを生み出すアカデミックインキュベーターであるデサイロは、2025年3月より会員制コミュニティ「De-Silo Membership」の運営しています。
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