【10/24配信】「私の声」はどこまで拡張し、いかなる影響を及ぼすのか?──柳田耀、國見友亮、セイ・クイーン/無料@オンライン【声遊楽クロスダイアローグ #3】
声遊楽クロスダイアローグの最新回(YouTube無料配信)。10/24(金)18時より開催の第3回は、音声知覚、身体性認知の研究者・VTuberが登壇し、人間と技術の両面から声をめぐる「ゆらぎ」をテーマに議論します。
声をめぐる問いについて、人文社会系・理工系の研究者、声で人々に働きかける表現者、声による価値提供を目指す企業人が交じり合って対話を行い、「声」を題材に「未来の人間らしさ」「心の豊かさ」について多様な観点から問い続けていく「声遊楽クロスダイアローグ」。
第3回のテーマは「『私の声』はどこまで拡張し、いかなる影響を及ぼすのか?」です。
私たちが「自分の声」と感じているものは、どこまでが“私”なのでしょうか。
普段自分が聞いている声、録音した声、声質変換で変えた声、キャラクターに似せた声──。技術の発展は「私の声」を拡張し、自己認識や感情の在り方をゆらがせています。
「どこまでが『私の声』なのか」。この根本設問は、アイデンティティのデザインや倫理的課題にも直結します。本企画は、声遊楽プロジェクトの大きなテーマである「声における私らしさ」を軸に、人間(身体・心理)と工学技術、そして表現の実践を往還しながら議論を深めます。
今回のクロスダイアローグでは、音声知覚、身体性認知の研究者、VTuberを迎え、以下のような観点から議論を行います。
自己聴取音声・録音音声・変換音声と「私の声」の境界
声の自己所有感が自己認識・感情・記憶に与える影響
身体や顔と声の関係性の再検討
実験室での研究と表現者による実践の交差点
声質変換の一般化がもたらす可能性とリスク(アイデンティティのデザイン、自己の解放、倫理・アクセシビリティ)
研究者と表現者が入り混じり、当たり前のように存在する「私の声」を起点に、これからの“私らしさ”と技術の関係をどのように設計していけるのかを探る対話の時間となります。ぜひ皆さまご参加ください。
■登壇者
・柳田耀(やなぎだ・ひかる)
NTT株式会社 人間情報研究所 研究員。音声知覚に関する心理物理実験を行い、特に人が自分の声をどのように受け取るかについて研究している。自分の声に対する違和感や親しみなどの多様な反応に着目し、こうした反応の個人差を明らかにすることで音声知覚メカニズムの理解や音声アプリケーションの発展に貢献することを目指している。
・國見友亮(くにみ・ゆうすけ)
東京大学(博士課程)。専門は身体性認知、HCI。声によって人の認知がどのように変化するのか興味があり、研究しています。
・セイ・クイーン
私立バ美肉学園声楽部部長。配信活動4年目で、ボイスチェンジャー歌唱の永遠の探求者。裏声アプローチによる繊細な歌唱から地声を混ぜたロックまで幅広い表現を模索し、どうしたらセイ・クイーンとして魅力を出せるかをいつも悩んでいる。バーチャル美少女ねむ主催のバ美肉紅白に3度出場。これからも自分の声、歌唱表現と向き合い続ける。
■イベント日時
2025年 10月 24日 (金曜日)
18:00~19:30
■場所
YouTube配信(全編無料)
■「声遊楽プロジェクト」について
「声遊楽プロジェクト」は、声を題材に、未来の人間らしさを起点とした心の豊かさの可能性を探究・発信しています。
ポップカルチャーなどにおける人間の声の技術や、音声合成・声質変換などの工学技術の発展は、「自己と他者」「話者とキャラクター」「人間と機械」などの境界を曖昧にしており、様々な問いを喚起しています。
このプロジェクトでは、アカデミアの研究者だけでなく、声で人々に働きかける表現者や、声による価値提供を目指す企業人などの視点も取り入れながら、人文社会系と理工系を合わせた学際研究や、声にまつわる問いや研究知見を広める活動に取り組んでいます。
プロジェクトの詳細は公式サイトからぜひご覧ください。
「声遊楽」公式サイト:



