【開催2週間前】第10回:「文化」はどのようにできるのか?人々が生み出し、育み、伝えるもの——長沖竜二、森田泰暢、諸星めぐる/無料@オンライン【声遊楽クロスダイアローグ #10】
声遊楽クロスダイアローグ#10(YouTube無料配信)まで2週間。5/29(金)18時より開催の第10回は、図書館総合展運営、シチズンサイエンス研究、民俗学と書店員VTuberの視点から、人々が関わり、生み出し、育み、伝えていくものとしての「文化」のあり方を問い直す。
声をめぐる問いについて、人文社会系・理工系の研究者、声で人々に働きかける表現者、声による価値提供を目指す企業人が交じり合って対話を行い、「声」を題材に「未来の人間らしさ」「心の豊かさ」について多様な観点から問い続けていく「声遊楽クロスダイアローグ」。
今回のテーマは「『文化』はどのようにできるのか?――人々が生み出し、育み、伝えるもの」です。
「文化」は、何か製品・サービスや事業があれば、いずれ勝手に文化になっていく、というものではありません。何かが文化となっていく過程には、それを受け取る人々の関わりが欠かせないはずです。特にサブカルチャーやポップカルチャーを含む大衆文化において、「文化」は決して”上”や”偉い人”からおりてくるものではなく、人々が関わり、何かを生み出し、育み、そして周りや後の世に伝えていく営みによって醸成されていくものだと考えられます。
2026年度の声遊楽クロスダイアローグでは、「文化」を通底する軸に据え、さまざまな観点から対話を重ねていきます。第10回では、それぞれ異なるフィールドで「人々が関わり、育てていく場」に取り組んでこられた3名をお迎えし、以下の観点から議論を深めます。
「文化」が創られ、醸成されていく上で、人々が何かをただ受け取るだけでなく、生み出し、育み、周りや後の世に伝えていくことは、どのように関わり、どのような意味を持つのか
そのような活動が生じる「場」とはどのようなものか。いかにしてそうした「場」をつくり、育んでいくことができるのか
異なるバックグラウンドや関心、観点を持つ人々が、1つの傘の下で集まり、交流しながら活動が育まれていく「場」は、いかに構築され維持されうるのか。その多様性と同質性の適切なバランスとは
人々の「俗」と関わる文化は、どのように広まり、愛されていくのか
趣味的な活動(効率や経済性を度外視した、個々人の内的なものに根差した活動)は「俗」な文化につながりうるのか
「面白い」「楽しい」から「ふしぎ」「どうしてだろう」、そして「知りたい」「やりたい」へと、それぞれの人の関心にしたがった探求へつなげていくことは、いかにして可能か
異なる専門性や立場を持つ3名の対話から、「人々が生み出し育み伝える文化」を立体的に捉え直します。ぜひ皆さまご参加ください。
■登壇者
・長沖竜二(ながおき・りゅうじ)
図書館総合展運営委員会事務局長。年鑑編集、ニュースサイト編集を経て2017年より現職。発注(公)>受注(民)という立場交替のない”一方向”の業界ですが、その業界トレードショーである本展は、出展-来場関係がかなりインタラクティブ。話す側/訊く側の逆転が頻繁です。〈生み出し育み〉も双方向。〈声〉は本展にとっても示唆の多い分野だと感じます。アカデミアの人間ではありませんが、そうした絡みで参加させていただきます。
・森田 泰暢(もりた・やすのぶ)
福岡大学商学部 教授。福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター センター長。一般社団法人ヒマラボ 代表理事。2019年、探究する地域文化の醸成をミッションとするヒマラボを設立。太宰府市に「学問する文化」を醸す実践を重ねている。2021年には市民参加型科学の研究を行うセンターを設立。独立研究者とともに活動中である。専門は経営学、シチズンサイエンス。農学修士、経営学博士、人間中心設計専門家。
・諸星めぐる(もろぼし・めぐる)
民俗学と考現学をこよなく愛する書店員VTuber。GAMABOOKS所属。民俗学解説配信、本の紹介、学術系VTuberリレー配信「スクールオブチューブ」主催など幅広く活動している。特に民俗学関連では、民俗学者様へのインタビュー、全国の博物館の取材&撮影など、「学ぶことは楽しい」をコンセプトに情報発信をしている。
■イベント日時
2026/5/29(金) 18:00〜19:30
■場所
オンライン(YouTube配信)
※YouTube配信は全編無料
▶▶▶YouTubeでのご視聴はこちら
■「声遊楽プロジェクト」について
「声遊楽プロジェクト」は、声を題材に、未来の人間らしさを起点とした心の豊かさの可能性を探究・発信しています。
ポップカルチャーなどにおける人間の声の技術や、音声合成・声質変換などの工学技術の発展は、「自己と他者」「話者とキャラクター」「人間と機械」などの境界を曖昧にしており、様々な問いを喚起しています。
このプロジェクトでは、アカデミアの研究者だけでなく、声で人々に働きかける表現者や、声による価値提供を目指す企業人などの視点も取り入れながら、人文社会系と理工系を合わせた学際研究や、声にまつわる問いや研究知見を広める活動に取り組んでいます。
プロジェクトの詳細は公式サイトからぜひご覧ください。
「声遊楽」公式サイト:
https://seiyugaku.jp



