【開催1週間前】公共の場における「声」はいかに設計・実装されるべきか?──浅川香、稲畑伸一郎、岡部晋典/無料@オンライン【声遊楽クロスダイアローグ #2】
声遊楽クロスダイアローグの最新回、開催1週間前(YouTube無料配信)。9/29(月)18時より開催の第2回は、図書館情報学・音響・認知科学の研究者・実務家が登壇し、「公共の場における声」のデザインと社会実装をテーマに議論します。
声をめぐる問いについて、人文社会系・理工系それぞれの研究者、声で人々に働きかける表現者、声による価値提供を目指す企業人が交じり合って対話を行い、「声」を題材に「未来の人間らしさ」「心の豊かさ」について多様な観点から問い続けていく「声遊楽クロスダイアローグ」。
第2回のテーマは「公共の場における『声』はいかに設計・実装されるべきか?」です。
街にあふれる「声」は、私たちの暮らしにどのような影響を与えているのでしょうか。
駅や空港のアナウンス、非常放送、図書館やオフィスでの規範、カフェや公園での話し声──。時に迷惑、時に心地よい環境音として、公共空間における「声」は私たちの行動や心理状態に作用しています。
また昨今では、人間の声だけでなく合成音声アナウンスなど、機械の声が公共空間で使われる場面も増えています。
「誰の、どのような声を、誰に何のために届けるのか」。声と音をめぐる問いは、公共空間のデザインや倫理的課題にも直結します。
今回のクロスダイアローグでは、図書館情報学・音響機器・認知科学、それぞれの専門家を迎え、以下のような観点から議論を深めます。
図書館のように「静けさ」が求められる場における声の可能性
オフィスや駅での音響デザインが人の行動・心理に与える影響
公共の場における声のハード(人間・スピーカー・機械)とソフト(言語内容・声質)の役割
声に関する他者配慮やアクセシビリティ、倫理的課題
プライベート/パブリック/コモンズにおける声の違い
研究者・企業人が入り混じり、日常の風景に当たり前のように存在する「声」を起点に、これからの公共空間をどのように設計していけるのかを探る対話の時間となります。ぜひ皆さまご参加ください。
■登壇者
・浅川香(あさかわ・かおり)
東京電機大学システムデザイン工学部助教。博士(情報科学)。専門は視聴覚認知科学、感性情報学、実験心理学。三菱電機株式会社にて感性評価や行動変容、ウェルビーイングに関する研究開発に従事した後、2025年4月より現職。コミュニケーションがヒトの知覚・認知に与える影響に広く関心がある。
・稲畑伸一郎(いなはた・しんいちろう)
業務用音響機器メーカーTOAで国内営業、企業間コラボレーション、新市場の開拓等を担当した後、2021年4月に新規事業創出を担うネクストビジネス推進室を立ち上げ、「音のみえる化」活動に従事。2023年4月に音のコンサルティング事業を営む株式会社otonohaを社内起業し、音を使った空間価値の向上活動を進めている。現在は、異業種共創/協創型のコワーキングスペースを運営する、株式会社point0の取締役も兼務。
・岡部晋典(おかべ・ゆきのり)
博士(図書館情報学)。複数大学の教員を経て2021年より図書館総合研究所主任研究員。図書館づくりのお手伝いのほか、講演・執筆活動等に携わる。先進的図書館では音を積極的に取り入れている現状があり、多様な過ごし方ができる知的空間が世の中に広がるとよいなあと妄想している。趣味は全国の図書館めぐりや、いわゆるアニメ・漫画の聖地巡礼を兼ねたキャンプ・車中泊。
■イベント日時
2025年 9月 29日 (月曜日)
18:00~19:30
■場所
YouTube配信(全編無料)
▶▶▶YouTubeでのご視聴はこちら
■「声遊楽プロジェクト」について
「声遊楽プロジェクト」は、声を題材に、未来の人間らしさを起点とした心の豊かさの可能性を探究・発信しています。
ポップカルチャーなどにおける人間の声の技術や、音声合成・声質変換などの工学技術の発展は、「自己と他者」「話者とキャラクター」「人間と機械」などの境界を曖昧にしており、様々な問いを喚起しています。
このプロジェクトでは、アカデミアの研究者だけでなく、声で人々に働きかける表現者や、声による価値提供を目指す企業人などの視点も取り入れながら、人文社会系と理工系を合わせた学際研究や、声にまつわる問いや研究知見を広める活動に取り組んでいます。
プロジェクトの詳細は公式サイトからぜひご覧ください。
「声遊楽」公式サイト:
【De-Siloでは会員制コミュニティ「De-Silo Membership」を運営中です】
人文・社会科学分野の研究者とともに、多様なプロジェクトを生み出すアカデミックインキュベーターであるデサイロは、2025年3月より会員制コミュニティ「De-Silo Membership」の運営しています。
De-Silo Membershipは、「研究“知”とともに次なる社会を構想する」をテーマとした会員制コミュニティです。第一線で活躍する研究者の方々によるレクチャーやディスカッションなどを通じて、新たなる知が生まれる現場をともに体感いただけるような場所を目指します。
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